歴史書を慎重に見てみると、神の壮大な物語の大きな流れを知るために、読む必 要がある本は11冊しかないと分かります。 歴史書の中に、話が先に進まない6冊の 本があるからです。 レビ記は司祭の手引書ですし、ルツとエステルは個人的な話で す。 1&2歴代誌は洞察の編集書であり、申命記はヨシュアのリーダーシップの下で 約束の地に入る直前に、若い世代に向けて、律法をもう一度語ったものです。 旧約聖書にはもう一つの筋書きがあります。それはキリストの到来のために、人々 を準備することです。 創世記3:15で、神はサタンを破る救い主を送ると約束しまし た。そして、 旧約聖書を通し、キリストについて語り、キリストを私たちに紹介してい ます。ルカ24:44〜45のイエスの言葉を思い出してください。 「わたしがまだあなたと一緒にいたころ、あなたがたに話したことばは こうです。わたしについて、モーセの律法(最初の5つの書簡)と預言者 たちの書(17の書簡)と詩篇(5つの書簡)に書いてあることは、すべて 成就しなければなりません。 それからイエスは、聖書を悟らせるために 彼らの心を開いて…」 12人の弟子と同じように、壮大な物語の背後にある意味を理解するため、私たちの 誰もが霊的な目を開いてくださる聖霊を必要としています。神の壮大な物語の冒険 をしていく中で、霊的な目を開いて背後にある意味を理解しながら歩めるように、神 に助けを求めてください。